【介護する側だって支援が受けられる!】おすすめケアラーズカフェ3選

【介護する側だって支援が受けられる!】おすすめケアラーズカフェ3選

突然家族に介護が必要になると、介護保険の申請やケアマネジャーとのやり取り、福祉用具の準備…。
事務手続きに追われ、介護をする家族は心の準備もままならない。
そうして孤独を感じる介護者は、5人に1人の割合だという調査結果が出ています。(※1)

ここで忘れないでおいてほしいのが、【介護する側だって、支援が受けられる!】ということです。

 

大変なのは自分だけじゃない

「誰かに気持ちを聞いてほしい」「他の家族はどうやって介護をしているのだろう?」
そんな気持ちを話せる場所が、ケアラーズカフェです。
「家族介護する介護者(以下ケアラー)のための街に設置されたカフェ」として、少しずつ全国に広まってきています。

各地のケアラーズカフェで寄せられる声は、
人とのかかわりができ、安心感が得られる
自分の存在感を得ることができる
自分1人ではないと思える場所。同じ悩みをもった人が集える
などと、介護の時間から離れることで、孤立感を和らげることができます。

 

たわいもない話から、専門的なアドバイスまで

ケアラーズカフェでは、定食、軽食、お菓子やお茶などといった飲食サービスの他に、介護保険制度に関する基礎的な知識、情報交換を行なうことができます。

カフェによっては看護士や介護士、ケアマネジャー、社会福祉士が常駐していることもあるため、より状況に見合ったアドバイスを受けることができます。

2012年に日本で初めて出来た「ケアラーズカフェ 新高円寺inまちのたすけあいセンター」では、ケアラーズカフェの時間帯以外にも、成年後見カフェ(成年後見人制度が学べる勉強会)、エンディングカフェ(葬祭コーディネーターによる葬祭について学べる勉強会)など、介護に関係する知識をつける機会があるそうです。
またイギリスでは、2004年に介護者の均等な機会に関する法律を定めたケアラー支援策を重要視しています。
取り組みの各拠点となるケアラーズセンターは、ケアラー支援の発展の中で組織化されてきたもので、具体的な目標数値とともに支援が行なわれています。

イギリスのケアラーズセンターの特徴的なケアラー支援

① 社会的活動・サポート活動
② カウンセリングやセラピー
③ 助言や情報提供
④ 情報サービス
⑤ 経済的支援
⑥ ヤングケアラーへの支援
⑦ メンタルヘルスに対応した支援
⑧ 緊急時の対応(緊急時計画)
⑨ 医療機関に対する働きかけ
⑩ 多文化社会への対応

《出典》東日本大震災被災地のケアラー(家族など無償の介護者)の実態と今後のケアラー支援に関する調査研究(2011)

第4章 英国調査
http://carersjapan.com/images/reseach2011/carersreseach2011_07ch4.pdf

 

日本とイギリスにおける支援策に違いはありますが、日本におけるケアラー支援の広まりは2025年に超高齢化社会を迎える日本にとって、大きな前進だと捉えることができます。

 

週3日以上開かれているケアラーズカフェ(東京・千葉)

ケアラーズカフェのほとんどが、月に一度の開催しかなく、頻度が低いのが現状です。その中でも、週3日以上開かれている関東圏のカフェをご紹介します。スライド1

 

介護生活にも息抜きをする時間が必要です。

介護保険制度など公的に受けられる支援はもちろんですが、民間の支援もうまく使いながら、より良い暮らしをおくるヒントを探していきませんか。

 

《出典》

(※1)

平成22年度 家族(世帯)を中心とした多様な介護者の実態と必要な支援に関する調査研究事業NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン
http://carersjapan.com/images/reserch2010_pamph.pdf

 

《参照資料》
多様な介護者を地域で支援するツールの検証および人材養成プログラムの開発等モデル実践に関する調査研究事業(2012)
第4章 ケアラーズカフェの立ち上げモデル実践
http://carersjapan.com/images/reseach2012/carersreseach2012-05ch4.pdf

 

■ケアラーズカフェ(リンク付き)

ケアラーズカフェ新高円寺 in まちのたすいけあいセンター
八王子ケアラーズカフェ わたぼうし
ケアラーズカフェ&いきぬき処みちくさ亭

 

 

photo credit: 響板 Woodensounds & Garnet Cru via photopin (license